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プロパティ名 設定値 対象コントロール
縦書き Vertical True (-1) /False (0) Text
ふりがな FrinagaControl True (-1) /False (0)
住所入力支援 PostalAddress 別記
Enterキー入力時動作 EnterKeyBehavior True (-1) /False (0)
禁則処理 FELineBreak True (-1) /False (0)
自動タブ AutoTab True (-1) /False (0)

PostalAddress/住所入力支援 プロパティ
入力された郵便番号に対応する住所、または入力された住所に対応する郵便番号、カスタマ バーコード データを自動的に指定先のフィールドやテキスト ボックスに入力します。住所入力支援ウィザードを使用すると、プロパティを簡単に設定できます。
設定値
双方向の変換を行なうために、郵便番号、住所、およびカスタマ バーコード データのそれぞれが入力されるフィールドやテキスト ボックスのすべてのプロパティに正しく設定する必要があります。
設定をする際、セクション 1 からセクション 3 までをセミコロン (;) で区切って指定します。

郵便番号のフィールドやテキストボックスへの設定値
フィールドやテキストボックスに郵便番号の種類を指定します。
セクション 内容
1 都道府県のフィールドやテキストを指定します。
2 市区郡のフィールドやテキストを指定します。
3 町村域のフィールドやテキストを指定します。

住所のフィールドやテキストボックスへの設定値
郵便番号またはカスタマ バーコード データを含むフィールドやテキストボックスを指定します。
セクション 内容
1 郵便番号のフィールドやテキストを指定します。
2 カスタマ バーコード データのフィールドやテキストを指定します。
値の末尾にセミコロンが 2 つ必要です。

カスタマ バーコード データのフィールドやテキストボックスへの設定値
フィールドやテキストボックスにカスタマ バーコード データの種類を指定します。この設定値は、郵便番号のフィールドやテキストボックスと同じです。
セクション 内容
1 都道府県のフィールドやテキストを指定します。
2 市区郡のフィールドやテキストを指定します。
3 町村域のフィールドやテキストを指定します。

解説
郵便番号は、都道府県、市区郡、町村域の 3 つの項目で構成されています。郵便番号のフィールドやテキストボックスの PostalAddress/住所入力支援 プロパティのセクションは省略できます。次の表は、プロパティの設定値からセクションを省略する方法です。

プロパティの設定値 フィールドやテキストボックスに入力する住所
Address1/住所 1 Address2/住所 2 Address3/住所 3
Address1 都道府県 + 市区郡 + 町村域 - -
Address1; 都道府県 - -
;Address1 市区郡 + 町村域 - -
;Address1; 市区郡 - -
;;Address1 町村域 - -
Address1;Address2 都道府県 市区郡 + 町村域 -
Address1;Address1 都道府県 + 市区郡 + 町村域 - -
Address1;Address2; 都道府県 市区郡 -
Address1;Address1; 都道府県 + 市区郡 - -
;Address1;Address2 市区郡 町村域 -
;Address1;Address1 市区郡 + 町村域 - -
Address1;Address2;Address3 都道府県 市区郡 町村域
Address1;Address2;Address2 都道府県 市区郡 + 町村域 -
Address1;Address1;Address2 都道府県 + 市区郡 町村域 -
Address1;Address1;Address1 都道府県 + 市区郡 + 町村域 - -
郵便番号変換機能プログラムは、Microsoft Corporation のためにアドバンス技研株式会社により開発され、ライセンスされています。

EnterKeyBehavior/Enterキー入力時動作 プロパティ
データシート ビューまたはフォーム ビューのテキスト ボックス コントロールで Enter キーを押したときに実行される動作を示します。たとえば、テーブルのメモ型フィールドに連結しているコントロールの場合、EnterKeyBehavior/Enterキー入力時動作 プロパティを使用して、複数行のテキストを簡単に入力できるように設定できます。このプロパティに [New Line In Field/フィールドに行を追加] が設定されていない場合、テキスト ボックスで改行するには、Ctrl + Enter キーを押します。

"EnterKeyBehavior/Enterキー入力時動作" プロパティの設定値は次のとおりです。
Default
既定
False (0) [ツール] メニューの [オプション] をクリックして表示される [オプション] ダイアログ ボックスの [キーボード] タブの [Enterキー入力後の動作] オプションの設定が使用されます。(既定値)
New Line In Field
フィールドに行を追加
True (-1) コントロール内で Enter キーを押すと、テキストが改行されるので引き続きテキストを入力できます。

解説
[オプション] ダイアログ ボックスの [キーボード] タブの [Enterキー入力後の操作] に表示される次のオプションを使用できます。
オプション 説明
Don't Move
移動しない
移動しない Enter キーを押しても移動しません。
Next Field
次のフィールド
Enter キーを押すと、カーソルがフォームまたはデータシートの次のコントロールまたはフィールドに移動します。
Next Record
次のレコード
Enter キーを押すと、カーソルがフォームまたはデータシートの次のレコードの最初のコントロールまたはフィールドに移動します。

FELineBreak/禁則処理 プロパティ
言語独自の情報について
フォームのコントロール (テキスト ボックス) の行頭および行末で禁則処理を行います。

解説
禁則処理を行うと、行頭にきた句読点や右かっこなどを直前の行の行末に、行末にきた左かっこなどを次の行の先頭に送ることができます。
AutoTab/自動タブ プロパティ
定型入力を設定したテキスト ボックスで、入力可能な最後の文字が入力されたときに自動タブを生成するかどうかを示します。自動タブが生成されると、フォーカスはフォームのタブ オーダーに従って次のコントロールに移動します。

解説
コントロールの定型入力を作成するには、"InputMask/定型入力" プロパティを使用します。
また、フォームの基になるテーブルまたはクエリのフィールドの "InputMask/定型入力" プロパティを設定すると、そのフィールドに連結しているテキスト ボックス コントロールの定型入力を作成できます。フィールドをフィールド リストからフォームにドラッグすると、フィールドの定型入力はテキスト ボックス コントロールに継承されます。
入力される文字数が一定のテキスト ボックスがフォームにある場合、"AutoTab/自動タブ" プロパティを使用します。一定の文字数を入力すると、フォーカスはタブ オーダーに従って自動的に次のコントロールに移動します。たとえば、常に 3 文字を入力しなければならない [社員コード] フィールドに対してこのプロパティを使用します。
(MS Access Help より抜粋)